審美歯周外科治療の例


露出した根っこを歯ぐきで被覆(カバー)した例

  • 治療時間:2時間程度
  • 治療期間:2ヶ月程度
  • 治療費:¥182400(税込)

左の写真のように前歯の歯ぐきが下がってしまい、本来見えないはずの歯の根っこが露出しています(黒い矢印で囲んだ部分)。
歯ブラシで歯を磨く時の力が強すぎる場合や、歯の矯正治療の結果、あるいは何らかの理由で歯の根っこがこのように表面に見えてくる場合があります。
歯の神経が残っている場合には、歯がしみたり、見た目の問題を引き起こす場合があります。また歯の神経がすでに残っていない場合や大きな被せ物が施されている歯の場合では、歯と歯ぐきの隙間から黒く透けて見える場合もあります。
こうした歯の根っこが見えている場合には、歯ぐきを移植することによって、痛みや見た目を改善することができます。
本来、歯の根っこは歯ぐきの下に隠れているべきもので、表に見える部分ではありません。知覚過敏にもなりますし、歯の根っこが大きく削れてくぼみのような状態になっていれば、プラークが溜まりやすくなりむし歯の原因となります。

右の写真が移植治療を終えたあと、およそ2ヶ月後の状態です。
写真1と比較すると露出していた根っこの部分が歯ぐきにきちんと覆われて見えなくなり、元の本来あるべき歯ぐきの形を取り戻していることがわかります(黒い矢印の部分)。
また将来的な根面う蝕(根っこの表面にできるむし歯)を予防することができます。

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